子は親の鏡
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげとした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世はいいところだと思えるようになる

上記の詩は、話題の本「子どもが育つ魔法の言葉」(ドロシー・ロー・ノルト著)の抜粋です。
ご存じの方も多数あると存じますが紹介させて頂きます。
この本の中に「上手な叱り方」という単元があります。
要約すると、親は子どものためを思って叱るが、子どもは、そうは思わずにがっくりしたり、自分が嫌われているのだと思ってしまう。
上手な叱り方とは、「その子の行動を正すような言葉を使って欲しい」
「子どもの心を傷つけるようなことは言ってはいけない」と述べています。
×「ダメな子だ」ではなく→○「きっとできるばずだ」
×「だらしがない」ではなく→○具体的に「部屋を片付けなさい」など
×「そんなことしちゃダメよ」ではなく→ ○「もし、あなたが同じことを
されたら、どんな気持ちがすると思う」
などと言って、子どもを認めてあげて欲しいと書かれています。
他の単元としては、「子どもには自信をつけさせる」「目標をたてることの大切さ」「困っている人を助ける心」「ごめんなさいは謝罪の気持ち」などがあります。
「子どもは待つのが苦手」として、「あとどのくらい」「もう終わり」「まだなの」に問いに対しては、きちんと答える必要がある。
大人も、交通渋滞のときなどに割り込みをせずに待つことの重要性を認識し子どもに教える。待つことは、我慢強さにつながり、広い心で接すればキレる子にはならないと述べています。
最後に、「幸せな幼年時代を送ることが、後の人生の幸福が約束される」と結んであります。
私(園長)としても、同感するところが多く、親としても勉強するところがありましたので父母様にも紹介させて頂きました。

昨年の暑さは例外としても、これからの7・8月は大変に暑くなります。
子供たちは汗をかくことが必要です。ご家庭においても、なるべくエアコンに頼らず、又、汗などを拭き取る衛生面にも気を遣い、健康的な夏が過ごせる配慮をお願いします。
幼稚園においても、上記事項に注意しながら楽しい保育を心掛けたいと思います。
園庭の木々の緑が色濃く感じる季節となりました。
子供たちが連休前に植えた朝顔も少しずつ成長しています。
17年度も早2ヶ月が経過し、園児たちは家庭訪問・交通安全指導・親子遠足などの活動を通して集団生活の楽しさを感じているようです。
大人の感覚では「ほんの2ヶ月」ですが、月齢40ヶ月程度の子供たちにとっては、大きく変化し成長した2ヶ月だった気がします。
そして今後も、1ヶ月・1週間・1日を大切にした保育を行い、1年あるいは3年後の成長を見つめたいと思います。

さて、私(園長)は、毎朝元気に登園し、「おはようございます」の挨拶をする子供たちから活力をもらっています。
そして、この挨拶が幼児教育の基本と思っています。
幼児教育は、挨拶・友達との触れ合い・食事・かたづけ・衣服の着脱・靴の脱ぎ履きなどの、基本的生活習慣を習得することが大きな目的です。他に、年齢が高くなる(5・6歳になる)と、運動・音楽・製作・知識習得などに意欲が湧き、挑戦することや克服することに喜びを感じるようにもなります。
先日、大リーガ?のイチロー選手は、「大きな夢は一日で叶うものではなく、小さなことの積み重ねが大切」と発言がありました。
振り返ると、幼児教育は常に「小さなことの積み重ね」という原点を指導しているのです。
ですから、家庭教育においても、朝の挨拶から始まる一日を大切にして頂きたいと思います。
今月は6月4日に親子触れ合い行事として、親子造形活動やミニミニ運動会を実施します。
上手下手ではなく、集団生活の中で、子供一人ひとりが、どのように感じ、行動しているかをご覧頂きたいと存じます。
入園2ヶ月の園児と、2年以上生活している年長児の活動内容が異なるのは当然ですが、年齢に関係なくに共通することは「小さなことの積み重ねが継続中であるかどうか」です。
例えば、運動ができることではなく、運動を継続して行い、目標に向かって努力しているか(小さなことの積み重ね中)を確認してください。
衣服の着脱も、かたづけも、友達との人間関係も、たとえ今は上手にできなくとも、継続中であることを評価して頂きたいと思います。
そして、そのことを認めて褒めてあげてください。
(親御様も、子どもの行動を容認することを継続してください)
その積み重ねが、親子の信頼関係を築きます。
但し、積み重ねには、時折の点検が必要です。
点検がないと、積み重ねがいつの間にか惰性となり、思ったことと異なる方向へ進むこともあります。
ですから、子育ての基本は、継続と点検です。
子育てを楽しみながら、担任との連絡を密にして、楽しい家庭を築いて頂きたいと思います。
6月は、他にプール遊び開始・参観日・じゃがいも堀りなど沢山の行事を計画しています。
継続の第一歩は、健康の継続です。
早寝早起きを心掛け、無理のない登園から、園生活を楽しむようにしてください。
朝顔に大輪の花を咲かせるのは、十分な手入れが必要なことと同様に、園児たちにも、楽しい保育を体験することにより、梅雨を上手に乗り切り、1学期末にはちょっぴり成長した姿が見られるようにしたいと思っています。
ほんの1ヶ月ほど前は、枯れ木のようだった園庭の柿の木・栗の木にも、沢山の若葉が付いています。
あっという間に桜の季節が過ぎ、新緑の季節を迎えています。
園の子供たちの成長も同様で、泣きながら登園していた園児たちが、少しずつ笑顔に変わっています。
先週の家庭訪問で担任と親しみを感じ、今まで以上の笑顔が生まれています。
連休前のこの時期に、少しでも幼稚園の楽しさ・集団生活の喜びを感じ、5月からの本格的な保育に期待が持てるようにしたいと思う昨今です。

さて、昨今の一般社会に目を向けると、中国など近隣諸国との外交悪化問題が浮上しています。
数年前、日韓合同のワールドカップサッカーが開催され成功し、次期オリンピックが北京で開催されることになり、東アジア地区の融合が叫ばれているときに日本批判が高まっています。
確かに、一時日本は軍国主義となり他国を苦しめた時期がありました。
しかし、それは過去の過ちであり、時代が変わり、世代交代が進み、戦後
60年を経過した今、未来に向かって発展する外交(友達関係)が不可欠です。
 この「まとまり」ということを思うと、最近の日本は、他国に負けないものがあるような気がします。
 オリンピックやワールドカップを通したスポーツでの団結、少子高齢化によるボランティア活動の活性化、防犯対策を強化する地域社会などがまとまりを見せています。

日本には、昔から「向こう三軒両隣」の喩えのように、仲間意識を大切にする文化がありました。
それが、いつの間にか、「平和ぼけ」により個人主義がはびこってしまいました。
元来、日本人は「和」の文化を大切にしてきた民族です。
「和」という漢字を辞書で引くと、
やわらぐ・なごむ・穏やかになる・仲良くなる・仲直り・平和・調和・整える・まぜる・日本式・楽しそうな様子などの意味があります。
思い返すと、日本人の求める生活・文化・教育は、「和」の意味そのもののような気がします。
園の子供たちは、入園あるいは進級し、まもなく1ヶ月が経過しようとしていますが、少しずつ「和」の心を身につけようとしています。
しんめい幼稚園としての和・クラスの和・家族の和・教職員としての和を大切にしながら17年度を過ごしたいと思います。
大地が揺れると(地震が起きると)気がつく「和」の意識ではなく、日頃から、幼いときから、「和」の心を養っていきたいと思う昨今です。

今年のゴールデンウィークは、曜日の関係も有り、4月29日から5月5日まで連続7日間のお休みとさせて頂きます。
くれぐれも、交通事故・ケガ・病気・迷子・誘拐などに気を付けてください。
連休明けから、本格的に開始する保育のためにも、連休中に過度な疲労を残さないようにして頂きたいと存じます。
園庭に柿・栗・キューイフルーツの実が成る秋には、しんめい幼稚園の「和の心」が一段と大きく成長していることを期待しながら5月の保育を進めたいと思います。